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ラジニカーントってどんな人?
なぜ現地でそんなに人気があるの?

そんな疑問を解決するために
「ラジニ様紹介ページ」を作成しました。
プロフィールはもちろん
近況や現地でのイベントの様子なども掲載!
ラジニ様のことがわかれば
映画ももっと楽しく観れそうですね!

(【ラジニ様近況写真ご提供】
yojaman10さん)


★ ラジニカーント・プロフィール ★
南インドの大都市「チェンナイ(マドラス)」を中心とする「タミルナドゥー州」で
スーパースターとして愛されている俳優「ラジニカーント」。
大スターとして成功するには、いわゆる「親の七光り」が必要なインドにおいて
ラジニ様は「普通の人」から努力を重ね、スーパースターの地位を獲得しました。
そんなサクセスストーリーが、貧しい庶民にも夢を与え、
映画出演本数が大幅に減った今もなお、現地では絶大な人気を維持しています。


ここでは、その彼のプロフィールを少しご紹介しておきましょう。


芸名 ラジニカーント
※なお、英語表記は「Rajni」「Rajinikanth」「Rajanikant」が一般的
本名 シヴァージー・ラーオ・ガエクワド (Shivaji Rao Gaekwad)
職業 俳優・スーパースター
出演映画本数 約150本
(タミル語映画97本・ヒンディ語映画23本・テルグ語映画16本など)
生年月日/出生日時 1950年12月12日/午後11時45分
出身地 インド・バンガロール(カタナータカ州の州都)
身長・体重 9フィート7インチ(約175cm)/70kg
前職 バスの車掌・大工・ポーター等
結婚日時 1981年2月26日/午後4時30分
奥さん ラタ様(Latha Rajinikanth)
お子様 アイシュワリヤ(Aishwarya)さん
サウンダリヤー(Soundarya)
さん
電話番号 24990278 /24991291
お住まい No.18, Ragaveera Avenue,
Poes Garden, Chennai-600 086  INDIA

★ スーパースター・ラジニカーント物語 ★

1950年12月12日、タミルナドゥ州の1つお隣の州である「カルナータカ州」の州都
バンガロールに、父親が警察官の家庭の三男として生まれたラジニ様。
子供時代から芝居が好きで、学生時代はアマチュア演劇に出演したこともありました。
その頃から、心の片隅では「いつか映画俳優になりたい」という思いが育っていたようです。
しかし、中産家庭の家に生まれ、しかも肌の色が黒く、映画関係者とも繋がりのない
ラジニ様が、スイスイと映画の世界に入れるわけはありません。
映画学校に行くことは諦め、ホテルのポーターや大工など、様々な仕事を転々とした後、
カルナータカ州都バンガロールで、バスの車掌の仕事をするようになりました。
しかし、どんな仕事をしても「エンタテナーとしての心」は生き続けていたのです!

バスの車掌になってから、車内でラジニ様は乗客に「とあるサービス」をして
大好評を博し、そのことがラジニ様の人生を大きく変えることになりました。
その「サービス」とは・・

そう!ラジニ映画では必須の「たばこの投げくわえ」です!
バスの車内でこれを披露するたびに、ラジニ様は大人気!
その噂を聞きつけたのが、映画監督の「K.バラーチャンダル氏」。
彼はラジニ様の素質を見抜き、自分の弟子として映画俳優養成学校に通わせ
そしてついに1975年、自らが監督の【Apoorva Raagangal(世にも奇妙なラーガ)】という映画に
出番は15分程度の「脇役」ながら、ラジニ様を出演させたのです!
まさにそれは、「たばこの投げくわえ」がもたらした「運命の出会い」だったのです!!

▲【バーシャ!】のミュージカルシーンでバスの車掌に扮するラジニ様が登場(左)したり
【アルナーチャラム】のラストのバス停の場面で
「俺の人生はここから始まった」というセリフがある(右)のは
この「運命の出会い」をモチーフにしているわけです。


その後は、ラジニ様自身の努力も実り、次々と映画出演の仕事が!
ただ、この頃は、ラジニ様の容姿・風貌から適役は「悪役」という認識で一致しており
チンピラや地味な脇役などを演じることがほとんどでした。
そんな中、【16 Vayathinile(花も恥らう16才)】でのラジニ様の悪役演技が絶賛され、
ラジニ様は「悪役スター」として、世間に知れ渡ることになりました。
ラジニ様にとっても「悪役」は性に合っていたのかもしれません。

しかし、「悪役スター」として株が上がってくると同時に
ヒーロー役としてラジニ様を使おう!という動きも現れ
1980年公開のアクション映画【Muharattu(野牛)】の大ヒットを機に、
庶民の味方・女性の味方のヒーロー役を多く演じるようになりました。
さらに、前述の「たばこ投げくわえ」や「早口でたたみかけるようなセリフ」など、
ラジニ様が得意とする「スタイル」を映画に取り入れることによって
人気はさらに急上昇!!
でも、このことがラジニ様を窮地に追いやりました。
マスコミに毎日のように追い回され、
さらに私生活でも「ヒーロー役」を演じることを暗に求めらたラジニ様の心は、
次第に荒んでいったのです。
「俺はヒーローなんかじゃない!元はバスの車掌をやってた普通の人間なんだ!!」、と・・。

酒やドラッグにもハマってしまい、ついには「引退宣言」までしてしまったラジニ様・・。
この宣言は、先輩たちによって何とか引き留められましたが、
この頃のラジニ様は、高まる人気と荒れる人生という
まさに「天国と地獄が共存する世界」を体験していたことになります。

しかし、「運命の神様」はラジニ様を見捨てませんでした。
1981年、ラジニ様は愛妻・ラタ様と結婚。

▲結婚式当時のラジニ様&ラタ様カップル(左)と、
現在のお2人(右)

これを機に、ラジニ様は「スーパースター」への階段を登り始めます。
結婚前年の【ビッラ】の大ヒットに始まり、【ティルムッル】・【アドゥタヴァリス】など
上映100日を超えるヒット作品を連発。
ヨガのトレーニングなどで精神的にも強くなったラジニ様は
その後も1980年代に【マニダン】・【ラジャチンナロージャ】など
スーパーヒット作品を立て続けにリリースし、人気は不動のものに!

肌の色が黒く・映画関係者とも繋がりのない・取り立てて金持ちの出身でもない
「庶民派スーパースター」が、ここに誕生したのです!!


1990年台に入ると、ラジニ様は映画の世界はおろか
タミルナドゥ州の人々の生活にまで影響を及ぼすほどになり、
特にラジニ様が映画の中で発する「キメゼリフ」・「キメポーズ」は
子供たちまでもが真似をしたりと、まさに「タミル版流行大賞」。
特に、【バーシャ!】の「俺が1回言ったら・・」というセリフとともに行うキメポーズは、
全タミル人が知っているほどの影響力となりました。
さらには、【ヴィーラ】以降の全ての映画には、冒頭に必ず
「スーパースター」のロゴが付けられるほどになり、
「スーパースター」=「ラジニ様」の図式が完成したのです。

▲最近のラジニ様映画の冒頭に必ず付いている
「スーパースターロゴ」

1999年に公開されたラジニ様150作目の記念作、【パダヤッパ】は
現地ではそれまで以上の熱狂・興奮で迎え入れられ、
上映日数は200日を突破、街中【パダヤッパ】の看板だらけ
という現象になりました。
この映画を含め、最近のラジニ様映画には
内容に「政治的な脚本」も散りばめられていて
そのことが、より一層庶民を熱狂させる一因にもなっています。
つまりは、「ラジニ様が政治の世界にも入ってくれるのでは・・」という庶民の期待が
ラジニ様のセリフ一言一言を、いっそう「意味のあるもの」にしているのです。
その一方、2001年に公開された【バーバー】に見受けられるように
ラジニ様はタミルの人々の「神様的」な存在も、同時に背負っています。

政治・暮らしのリーダー的存在(=たれいヴぁる)、そして神様のような人・・
”スーパースター・ラジニカーント”は
まさにタミルの人々の「心のよりどころ」なのです!



 
  「タレイヴァル」とは・・?

ラジニ様は「スーパースター」
と呼ばれる一方で、
地元の人からはよく
このように呼ばれています。
意味は「リーダー・頭目」。
狭い意味では、イベントの主催者なども
「タレイヴァル」と呼ばれますが
タミル全域で一般的に
「タレイヴァル」と言えば
州首相や大臣のことではなく
ラジニ様のことを指します。


※ラジニ様のここ数年の近況については、
ラジニ様近況報告】のページも、あわせてご覧ください。




★ スーパースター・ラジニカーント 人気の秘密 ★

ラジニ様がなぜここまで現地の人々の心をつかんで離さないのか?
その理由は、↑の「ラジニカーント物語」でも示したとおり、
ラジニ様が、それほどお金持ちの出身でもなく、肌の色が白いわけでもなく、
親が映画関係者でもない「普通の人」であり、
その人が「スーパースター」の地位を築き上げたという、
まさに「庶民の夢と希望の象徴」である、という点が挙げられます。

インドでは、庶民(人口の大半を占める低所得者層)の娯楽は限られており
「映画」はその中でも、一番親しまれている娯楽です。
日頃の過酷な労働・暑さに耐えながら、庶民の方々は安い入場料で入れる「映画」で
身も心もリフレッシュし、心の底から楽しみます。
しかし、その映画のヒーローが、お金持ち出身の人で、
かつ美男子で、親の七光りがある人だったら・・
観ている人は、映画の世界にドップリと浸ることはできないでしょう。
反対に冷めてしまうかもしれません。
しかし、ラジニ様は違います!
今まで、大工やバスの車掌など、さまざまな「下積み」を経験し、
さらにはドラッグや酒に溺れて身を滅ぼしそうになった時期もありました。
家族が金持ちなわけでもなく、黒い肌を恥ずかしがったりもしません。
普段はカツラを着けることもなく、薄くなった頭をそのままに晒し
服装も白の質素なクルタを着て、決して豪華な装飾品は身につけません。
そんな、庶民にとって「等身大」そして「シンプル(=ィエリメイ)」なヒーローだからこそ、
スクリーンの中に入っているかのような「一体感」を得ることができるのです。

それと同時に、ラジニ様は貧しい人々のための「社会福祉活動」も
積極的に行っています。
【パダヤッパ】のミュージカルシーンに登場する
「小学校」「老人ホーム」「病院」などは
全て本当にラジニ様が作っているものです。
何かイベントがある時には、貧しい人々のために「無料結婚式」を行うこともあります。
それでいて、自分達の家はスーパースターとしては質素であり、
服装なども派手に着飾ったりはしません。
日本の役者さんたちでは、とても考えられないことですよね。

映画の中だけの「偽善的ヒーロー」ではなく
本当に活動している「真のスーパースター」だからこそ
ラジニ様はタミルナドゥ全域で愛されているのです!

●ラジニ様はここまで愛されている!●

▲ラジニファンの俳優さんが
ラジニ様に捧げる映画を製作。
(映画【おる・ただば・そんな】より)

▲【バーバー】上映時の映画館周辺。
巨大看板と人ごみの多さが
ラジニ様人気の凄さを物語っている


★ ラジニカーント俳優生活25周年イベント「ラジニ25」 ★

▲ラジニ25記念腕時計
1999年12月、
ラジニの誕生日と俳優生活25周年を祝う
記念イベント
「ラジニ25(ラジニ・トゥエンティーファイブ)」が、
チェンナイ市街にて開催されました!
このイベントでは、
ラジニの代表作を上映する「フィルムフェスティバル」
(【パダヤッパ】【バーシャ!】【ムトゥ】他15本を上映)
やステージイベントなど、多彩な催しが相次いで行われ
改めて現地での「ラジニ人気」が証明されました。

ここでは、その時の様子を
少しだけご紹介いたします〜♪

【ラジニ25・VCDご提供】えのさん
Latha Rajinikanth Presents "RAJINI25"   〜A MILLENNIUM EXTRAVAGANZA〜

▲イベントの主役は
もちろんラジニ様・・のはずなんですが・・。

▲なぜか出てくるのは
奥様のラタ様ばっかし(笑)

▲ラジニ様・ラタ様
謎のグラサン親父の3ショット。

▲ステージでは
華やかな踊りがエンドレスで続きます。

▲ミーナさんもゲスト出演。
ティラナティラナを熱演。

▲お偉いさん(?)がいっぱい。
手前の方、寝ちゃダメよ。
このイベントでは、ラジニ様の「ニセモノ」が多数出演。。。
↓あんたらいったい誰やねん?(笑)

ニセバーシャ

ニセマニカム

ニセ坊主

ニセパダヤッパとニーランバリ
一度聴いたら忘れられない魔の旋律
「ラジニ25テーマソング」
★ここをクリック★すると
ラジニ25のテーマミュージックの一部分がお聞きいただけます。
(リアルプレーヤーが必要です)


★ このページのキメゼリフ ★
ラジニ25といっても
パネルが出てくるクイズ番組とは
別物だ!


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